朝、6時47分に、「塩川なし。安和は船への積み出しのみ。外からのダンプはありません」のメールが寝室に届きます。このような安和、塩川の情報が毎日(日曜日以外)届きます。この時間にメールが届くためには、監視者は何時に起きていることになるのか。

 コロナのため従来のようなたたかいはできないのですが、途切れなく安和、塩川、辺野古では抵抗は続いています。神戸からも、大阪からも、気仙沼からも、たたかいのようすが届いています。私が知らないところでも同じようなたたかいが続いていることでしょう。希望がもてます。

 さて、今回は『琉球新報』(2月20日)の記事だけを紹介し、沖縄の現状をお知らせします。

 1面トップは、コロナのこと。菅の長男のこと。崇元寺跡、遺構発見。

 2面 〇米軍機の「低空飛行の即時中止要求」県議会が日米出先機関に抗議、〇国頭村議会が抗議決議可決、〇知事、防衛省に中止要請、〇防衛省は飛行容認、〇沖縄の基地機能、馬毛島に移転否定、※宮城島から土砂、道路損傷を懸念 島ぐるみが陳情書

 3面 〇ウチナー評論(佐藤優)…県の「米軍専用施設面積50%目標」について、〇米国警備隊と海保合同訓練

 26面 ※住民避難豪が土砂採掘地に、※辺野古強行の現場から…塩川地区で土砂を搬出。作業1週間ぶり

 27面 〇宜野座、城原で最大90・5デシベル(騒音の値)…ハンセン基地のヘリ訓練、〇ハンセン(基地)山火事、〇米軍、訓練実施認める。低空飛行「日米協定の範囲内」、〇囲み記事(ここから明日へのストーリー)…沖縄の痛み、重なる思い

 28面…テレビ番組

 以上、20日だけの○印は、米軍関連の新聞記事。※印は辺野古関連の新聞記事です。

 この中では、県内から辺野古埋め立て用の土砂採掘が喫緊の課題です。どこかと結託した業者が暗躍中です。特に遺骨が埋没している可能性がある、糸満からの採掘については、辺野古に座り込みの僧侶が頑張っています。また、遺骨を拾い上げている民間ボランティアの方がハンガーストライキを3月1日から始めます。

 うるま市長の選挙、ハンストなどの取り組みで読谷も緊急会議です。(富樫 守)