
2009年の兵庫県宝塚市長選挙で、日本で18人目の女性市長として中川智子さんは、以来3期12年、女性や子ども、市民の目線で市政を運営。LGBT問題で先進的取り組み、子どもたちの保養キャンプへの市の支援、脱原発、9条改憲に反対する全国の首長のネットワークなどで奮闘してきました。
4月4日告示、11日投開票の宝塚市長選では、その中川さんが引退し、弁護士の山さきはるえさんが市民の後押しで立候補します。山崎さんは「支援が必要な人に寄り添う」という中川さんの姿勢に共感。「政治は素人だが、コロナも、教育も、市民生活も、正確な情報をオープンにして、対話し、共に宝塚の新時代を創りたい」と語ります。対立候補は、維新と自民の現職県議で2人とも男性。宝塚に維新の市長はいりません。
全国の自治体1788中、現在、女性首長はわずか36人、2%に過ぎません。近畿圏でも198自治体中たったの7人。日本のジェンダー指数をこれ以上下げてはなりません。全国から応援を。(新田)