沖縄の全県組織「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」は、11月23日に那覇市の奥武山(おうのやま)公園内で県民大会を開催する。1万人の参加を目指す。 7月25日の設立総会では、75団体・個人が賛同。県や県議会、各政党、オール沖縄会議、連合沖縄などの労働団体、平和団体に協力を呼び掛けた。
共同代表には沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん、前南城市長の瑞慶覧長敏(ずけらんちょうびん)さん。事務局長は山城博治さん。
具志堅さんは「沖縄に戦没者の遺骨があるのは、沖縄が戦場になったからだ。(保守・革新を超えて)私たちは戦争に巻き込まれたくないと声を上げる権利がある」と話す。
11月県民大会に呼応して、全国各地で連帯集会が準備されている。