関生支部「京都3事件」(ベスト・ライナー事件、近畿生コン事件、加茂生コン事件)の第1回控訴審が行なわれた(7月3日、大阪高裁)。昨年2月、一審の京都地裁で3事件の判決があり、懲役10年を求刑されていた湯川裕司委員長と武健一前委員長に、無罪が言い渡された。検察側がこれを不服とし、控訴していた。
この日、労働組合つぶしを許さない京滋、兵庫、東海の会の仲間をはじめ、多くの労働組合、市民団体、市民が集まった。12時半から、大阪高裁前の西天馬若松浜公園で事前集会が開かれた。細野直也関生支部書記長は、「大阪高裁はしっかり事実をみてほしい。憲法、労働法に沿って、実はどうであったのか判断してほしい。この『事件』は、刑法で裁かれるものではない」「今日の控訴審が1回で結審、次回判決という流れであれば私たちに有利。逆に、証拠調べや証人を呼ぶとかなれば、悪い流れ。そこを注目してほしい。」と述べた。

検察側証拠調べ却下
報告集会が3時から開かれた。関生支部弾圧弁護団の位田浩弁護士は、「検察側が事実取調べ請求を行なった。私たち弁護団は、そのことは一審で行なうことで必要ないと反論した。裁判官は、検察側が申請した証拠調べ、証人について全て却下した」「今日で全ての審議が終わり、弁論終結になった。判決は、10月5日11時から」「一審判決が覆る可能性はゼロと確信している。みなさん、判決公判に結集を」と話した。
関生支部湯川委員長は、「この弾圧の過程で労使協調していた理事がつぶされ、仲間が減り疑心暗鬼になった。権力の罪は非常に大きい。控訴審でしっかり無罪を勝ち取って権力の責任を追及したい」と。この後、多くの労働組合、市民団体から「連帯して共にたたかう」とアピールがあった。

警察、検察は謝罪せよ!
労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会の小林勝彦代表が「控訴審はいい流れになっているが、終わったわけではない。関生支部は、組合員は減ったが、運動は活発だ。関生支部と共に運動を発展させ、10月判決公判を迎える。当日は大阪高裁前集会を、共に闘い取ろう」と、この日の行動をまとめた。
この後、「警察、検察は、事件をつくるな!」「警察、検察は、憲法28条を守れ!謝罪しろ!」「労働運動は犯罪ではないぞ!」とシュプレヒコール。大阪高裁を、ぐるっと廻るデモ行進を行なった。(庄)