
4月27日、大阪市民の会が主催するサンケン電気大阪支店抗議行動を取り組まれた(写真下)。曇り空のもと、市民、労働者ら20人が参加。サンケン電気はホームページで6月の株主総会を持って和田節会長が退任することを発表した。またサンケン・コリアの李明淳(イミョンジュン)氏が取締役に就任することを同時に発表した。今回の李明淳氏の昇進人事は、サンケン電気が韓国におけるビジネス展開を引き続き重視している証拠である。サンケン電気が主導した韓国サンケンの会社解散・全員解雇が、闘う労働組合をつぶすためのものであったことが改めて明らかになった。韓国サンケン労組の仲間は、「解雇撤回・現場復帰」をめざして闘っている。サンケン電気大阪支店前では、韓国の労働歌、アピールとコールがくり返された。6月株主総会に向けて闘いを強める。(高崎)