
市民のみなさんに、もの申す
統一教会への解散命令が、2026年6月22日に確定した。公安筋は約30年前に、オーム真理教より「怪しい」教団としてマークしていたという。ところが、「強制捜査は間近」とまで言われていたのに、ぱたっと止まった。不思議に思ったメディア関係者が問うたところ、「政治案件になった」と返答されたそうだ。その直後に、オーム真理教による地下鉄サリン事件が起こり、メディアはそちらに集中してしまった。
30年前とは、長期政権から転落した自民党が、なりふり構わず社会党と新党さきがけとの連立政権を樹立した頃である。右派自民党議員らは「左派と連立するより、右派団体からの支援を受け、自民党を拡大する方が良い」と考えたのは、火を見るより明らかだ。30年の間、統一教会の高額献金による被害者が増え続けたことに、手助けをしたとも言える。自民党議員の罪は重すぎる。
「TM文書」に高市(首相)名、30回
現在の状況はというと、「解散命令が確定し、統一教会問題は終わった」という様相だ。「他に色々なことがあり過ぎて」という言い訳は、しない方が良い。この問題は、それほど深刻だ。
「防衛費倍増、ミサイル基地建設、スパイ防止法案」などは、統一教会の教義である。それは、統一教会と国会議員との間で交わされた政策協定書に明記されている。さらに「日本人の生活水準を3分の1に引き下げ、大増税して軍備を増強し、戦争を引き起こさなくてはならない」というのが統一教会の摂理だという。TM、トゥルーマザー文書(教団幹部による、韓鶴子総裁へ説明するための報告書)に、高市首相の名が30カ所も書かれているのは事実だ。教団が望んだ人物が首相になり、先の教義や摂理を実行しようとしているとしか見えない。
以上のことから、統一教会の宗教法人解散命令だけではなく、国際勝共連合などの関連組織を含めた教団全体の壊滅を求めなければならない。市民の皆さんに、もの申す。「目を覚まさないと」大変なことになりますよ!(片岡英夫)
