政府は海上自衛隊舞鶴基地に配備されているイージス艦2隻に、巡航ミサイルトマホークの配備を計画している。5月31日、舞鶴市内で「トマホークミサイルは必要ですか? 5・31ピースアクションin舞鶴」が開かれ、晴天の下、2800人が参加した。

 舞鶴基地へ抗議
午前11時半から海上自衛隊舞鶴基地を取り囲むヒューマンチェーンとスタンディングが五つのゾーンに分かれて行われた。驚いたことは、この日、基地に停泊している自衛隊艦船は1隻もなく、基地内だけでなく市内でも制服の自衛隊員の姿が見えなかった。地元の住民もこんなことは初めてだという。また普段の日曜日は観光客の車で満杯になる「舞鶴赤れんがバーク」の駐車場もガラガラ。自衛隊員や観光客がピースアクションに接触しないように「対策」がとられたのではないかと思わせる。

全国から基地強化反対の訴え
ヒューマンチェーンの終了後、舞鶴市総合文化会館と隣接する前島みなと公園の2カ所でトマホークミサイル配備に反対する集会が開かれた。発言は宮古島の清水早子さん、沖縄の三上智恵さん、大分の池田年宏さん、熊本の海北由希子さん、広島の新田秀樹さん、京丹後の永井友昭さん、祝園の呉羽真弓さん、岐阜の近藤ゆり子さん、愛知の山本みはぎさん、静岡の竹内康人さん、横須賀の木元茂夫さん等々。地元舞鶴からの発言など、全国で多くの人々が連帯して闘っていることを実感できる集会だった。

米兵も「イラン戦争反対」
三上智恵さんが「辺野古で高校生が亡くなったことは大変痛ましい。責任転嫁と言われるので誰も言っていないが、近くにいた海保はなぜすぐに助けに来なかったのか」と疑問を呈した。また横須賀でのスタンディングの最中に、米軍基地から出てきた米兵が「私もイラン戦争には反対だ」と話しかけてきたという。昨秋、京都府精華町で開かれたの祝園ミサイル弾薬庫反対集会に続いて、高市政権の戦争準備に反対する集会を今後も盛り上げていきたいと思った。(塚本)