
海上自衛隊「サマーフェスタin阪神基地隊」が開かれた(7月5日、神戸市東灘区:海自阪神基地)。「戦争するな」「憲法変えるな」「自衛隊員を戦場に送るな」等を訴え、アピールとスタンディング行動が行なわれた(神戸港の軍事利用を許さない会呼びかけ)。雨天だったが、市民、自衛隊員、家族6千人が集まった。
基地内の会場では、海上自衛隊の輸送艦『にほんばれ』『くにさき』が接岸し、艦船の一般公開と陸上自衛隊、海上保安庁、警察、消防などの車両の展示、グッズの販売なども行なわれた。注目されたのが、海上自衛隊・阪神基地を母港とする『にほんばれ』である。浅瀬や港湾設備のない砂浜に乗り上げ、車両や物資を直接陸揚げできる。日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」が6月20日から30日かけて行なわれた。
武器・物資を強襲揚陸できる
この共同訓練では「離島防衛」などを想定し、九州・沖縄で日米共同訓練の一環として輸送や戦闘訓練が鹿児島県奄美市であった。陸海空自衛隊が共同運用する輸送艦『にほんばれ』から、地対艦誘導弾の発射装置を載せた車両が下ろされたほか、戦闘訓練では「地対艦誘導弾の発射準備までを訓練した」と報道されている。
京阪神地域でも、足元で戦争準備が始まっている。京都・祝園で新弾薬庫が建設され、弾薬庫にはミサイルも含まれる。それらのミサイルが、海上自衛隊・阪神基地隊から、九州・沖縄に輸送される。政府・防衛省は、神戸港、神戸空港も軍事利用する体制を進めている。「戦争するな!憲法を変えるな!」の声を、「もっと、もっと大きくしていかなければ」と痛感する。(庄)
*『にほんばれ』2400排水トン。輸送性能は数百トン、車両10数両、または20フィートコンテナ10数個の積載が可能とされる。
