「国旗等損壊罪」法案が自民、維新、国民そして参政党の4党で共同提案された。曰く「国旗を大切に思う一般的な国民の感情の保護」とのことだ。国旗・国歌(「日の丸・君が代」)に対する、国民・市民の考え方、感情などは千差万別である。
日本国憲法、19条:思想と良心の自由、20条:信教の自由、21条:集会、結社、表現の自由…、その他。これら個々人の心の自由を認めず、全体主義的に強制するなどもってのほかだ。しかも、個人が所有する国旗にも適用するという。まさにファシズムへの回帰ではないか。閣僚らが国会での意見、質問の際や、記者会見でも、登壇する際に必ず国旗に黙礼している。その光景に、単に違和感や、ある種の恐ろしさを感じるのは、私一人ではないだろう。
この法案が強行されれば、かつてのように「御真影」への黙礼や「宮城遥拝」を怠れば、処罰されるようになるかも知れないというのは杞憂だろうか。そんな「戦前回帰」を許すわけにはいかない。
「私は、日の丸は好きですが、この法律が成立したら国旗を破り、燃やし、その画像を投稿したくなると思います。そんな日本なら、存続する意味のない国だと思えるからです」(新聞コラムより)。他にも高市首相、内閣による、「国家情報会議」(日本版CIA)設置法案、「スパイ防止法」、さらに「武器輸出三原則」改定など、反動的な法案、政策が目白押し。
6月23日、「沖縄慰霊の日」には、高市のカンペ棒読みの挨拶に(安倍の時より、さらに大きな)抗議の声があがった。沖縄だけではない、私たちもそれに続き、「高市倒せ」の闘いを前進させなければ…。(修)