成田空港会社(NAA)は7月、ついにC滑走路(3500メートル)の新設、B滑走路の1000メートル延伸のため、「用地の土地収用法の適用(強制収用)の手続きに入る」と発表した。3月末の時点でC滑走路のうち、110ヘクタールが未買収だ。またも住民、農民が犠牲にされようとしている。
「今後増加する需要を支えるため」「羽田に発着枠の余裕がない」などを、その「根拠」としている。今でも、地元住民や農民が多数、早朝から深夜にわたる騒音被害に苦しんでいる。その被害をさらに倍増させる工事など、誰が許せるか。拡張賛成の麻生・芝山町長でさえ、「収用ありきで進めるなら、遺恨を残す」と言わざるを得ないほど、矛盾に満ちた工事である。
根拠の薄い「需要の増加」や、「米軍に牛耳られた羽田空域」を理由に、住民・農民がこれ以上犠牲にされてはならない。NAAの、この発表を認めず、これからも三里塚反対同盟とともに「第二の開港阻止」を闘いぬく。(修)
*写真:三里塚農楽祭(6月21日)