
「伊勢」修学旅行は、どうなのか
3月に起こった「辺野古事故」に、松本洋平・文科相は、「辺野古現地を見学すること自体が、政治的中立を定めた教育基本法に違反している」とコメントした。「安全管理」の面で学校側や船主に落度があったことは事実だろう。しかし文科相が、わざわざこの事故だけにコメントするのは、明らかに何らかの政治的意図があったと思わずにはおない。

個人的に振り返れば、私の小学校の修学旅行は天皇制賛美の伊勢神宮だった。高校では宮崎県、「八紘一宇」の塔の前で記念写真まで撮った。どちらも、政治的には極めて偏向した施設であり、それこそ松本・文科相の言う「教育基本法に違反する」ものだろうが、特に問題にはならなかった。
今回の松本文科相の発言の狙いは、辺野古の工事に対する抗議活動などに圧力をかけ、萎縮させるためのものであったことは明らか。そもそも松本文科相は、旧日本軍による南京大虐殺を否定する偏向思想の持主であり、文科相に一番ふさわしくない人物だ。過去の侵略戦争を一切反省しない高市首相と、同じ穴のムジナである。今回の事故を利用した「辺野古バッシング」に負けずに、新基地建設反対の声を上げ続けなければ…。
国会軽視も甚だしい
その高市首相は『週刊文春』の中傷動画報道に係わる野党の追及に対し「秘書からは…と聞いている」などと、秘書を隠れ蓑に、まるで他人事のような答弁を繰り返している。
しかし、秘書が高市首相に無断で「問題ある言動を繰り返す」など考えられない。もし本当に関与していないなら、『文春』を公に訴えればよいではないか。「そんな暇はありません」と逃げまくっている。秘書の証人喚問も拒否する始末である。正式に表ざたになれば、よほどまずいことがあるのだろう。まさに、国会軽視も甚だしい。
過日のNHKの「日曜討論」では、旧統一教会との蜜月関係を追及されるのを嫌がり、「ドタキャン」したが、「逃げて、逃げて、逃げてまいります」が高市首相の政治信条なのか。彼女は、過去の経歴においても、米下院議員事務所の「研修員」だったにもかかわらず、「米国連邦議会立法調査員」と詐称していた。あの、静岡県・伊東市長の学歴詐称よりも悪質と言わざるを得ない。
こんな「逃げとウソ」の人物に、国政を委ねることなどできない。1日も早く退陣に追い込むべし…。(修)
