「韓国の『光の革命』を日本に持ち帰ることができた」と話す菱山南帆子さん=10月11日、京都市

 いま全国各地でペンライトを用いた市民運動が拡がっている。ペンライトデモの「仕掛け人」菱山南帆子さん(許すな! 憲法改悪・市民連絡会事務局長)が、京都市内で開かれた「変えよう世界と日本 とめよう戦争 10・11反戦集会」でその思いを語った。
 自民党が総選挙で圧勝した2月8日は、菱山さんにとって忘れられない日となった。菱山さんは、その圧勝の背景に昨年11月の高市首相の台湾有事発言によって火を付けられた日本人の民族差別意識と、そこから噴き出した「信じられないような嫌中意識」を見ていた。だから「歴史としっかり向き合うことから始めなければ、新しい市民運動は根付かないだろう」と感じていた。とにかく市民運動を立て直さなければという思いから、2月10日、首相官邸前で高市政権反対の緊急アピールアクションを呼びかけた。すると400人以上が集まった。その多くがデモ初参加の女性たちだった。それを見て、「次のデモはペンライトを持って来ようよ」と呼びかけた。菱山さんが思いおこしていたのは、2024年12月、韓国の戒厳令を阻止した市民たちの「光の革命」だった。当時、韓国で実際に19万人のデモに参加していた菱山さんは、韓国の仲間たちに「光の革命を必ず日本に持ち帰る」と約束していた。その約束を果たすときが、まさに「いま」だった。