
4月25日、土曜日、同志社大学寒梅館ハーディーホール(京都市上京区)で「朝鮮学校差別反対NGO国際連帯ハンマダン」がありました。
日本各地をはじめヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、韓国など、朝鮮学校支援のために活躍している市民団体が一堂に会して(ハンマダン=一つの広場)、思いを共有し、課題と展望を語り合う場です。
第1回目は2024年4月ソウルにて、2回目は2025年4月プサンにて開催され、今年は3回目として日本の京都で開催されました。
1948年の阪神教育闘争の記念日4・24(サーイーサーの日)にちなんでこの時期に開催されました。この日に先立ち23日に文科省への署名提出と街頭デモ、24日に京都市役所前で集会と市役所から祇園丸山公園まで街頭デモ(200人参加)、そして25日学術シンポジウムと文化公演がありました。
学術シンポジウムは「朝鮮学校差別・支援の歴史と現状、課題と展望」をテーマに、板垣竜太さん(同志社大学社会学部教授)の司会ですすめられました。
スピーカーは以下の方々です。
【呉永鎬(オヨンホ)さん】鳥取大学教員教育史・教育社会学{朝鮮学校差別の歴史と植民地主義}
【具良鈺(クリャンオク)さん】京都府宇治市出身弁護士、国際人権法研究{官民による朝鮮学校差別の国際法上の違法性}
【朴錦淑(パククムスク)さん】「朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋-こっぽんおり」東京支部長、2017,18年度京都朝鮮中高級学校オモニ会会長{朝鮮学校当事者として見てきた差別の現実と支援の変化}
【田中宏さん】一橋大名誉教授日本アジア関係史{日本の朝鮮学校弾圧の系譜と国民教育}
休憩をはさんでソンチャバポジャ(手をつないでみよう)と題して、文化公演と支援団体の紹介がありました。海外から参加したアメリカ、トルコ、オーストラリアの各支援団体の代表が紹介されました。韓国からは「ウリハッキョとこどもを守る市民の会」「朝鮮学校とともにする人々モンダンヨンピル」「釜山の「朝鮮学校とともにする市民の会ポム」「KIN(地球同胞連帯)」「金福童の希望」が紹介されました。
また「等身大で語る今どきの支援の形」をテーマに、同志社大学社会学部板垣ゼミ、朝鮮学校での調査報告を語る映像や、京都女子大学法学部市川ゼミの朝鮮学校の方々との交流と本を送る活動の報告がありました。日本からは東京、愛知、福岡、山口、大阪など各地の支援団体が紹介され、大阪の火曜日バンドの伴奏で「勝利のその日まで」を代表たち全員で合唱しました。
芸術の力は偉大です。韓国の伝統舞踊家、朝鮮学校出身の舞踊家、シンガーソングライター、在日本朝鮮文学芸術家同盟の舞踊部、声楽部による歌や踊り・語りは迫力があり、胸に迫るものがありました。フィナーレはソンチャバポジャ(手をつなごう)を全員で歌い、隣の人と手を手、心と心をつなぎ、これからもウリハッキョを中心につながっていこうと確認し合いました。(陶山)
写真=世界各国から集まった支援団体の代表たちが紹介され、朝鮮学校の歌を披露=4月25日、京都市上京区、無償化連絡会・大阪のホームページより転載
