「自民党の積年の悲願である自主憲法を実現する時が来た」という高市の言葉。彼らにとって、今の平和憲法はアメリカとGHQ に押し付けられたものということでしょう。私からすれば、日本の国民に押し付けたものではなく、戦争責任者である天皇ヒロヒトと軍国主義者に押し付けたものであり、国民民衆は、戦争の反省として素直に受け入れ、今日にいたっているのです。平和憲法策定作業は、アメリカが単独で勝手に作ったのではなく、幣原喜重郎などの政治家なども参加してつくったのです。もう二度と戦争をしないための憲法なのです。
 高市自民党の本当の狙いは、1945年の日本の敗戦以前の明治憲法下を思わせる「自由に戦争が出来る国」です。そのためには今の9条が邪魔で仕方がない。だから「自衛隊」を9条に明記して、変質させようというのです。安倍晋三は、「自衛隊を明記してもなにも変わらない」と嘘を並べました。自衛隊明記は、自衛隊に自由な羽根を与え、戦後憲法の抑制の下にあった自衛隊が変貌して国民民衆を威圧し、戦争をぶっ放す存在になるということ。非核三原則の見直しや小泉防相の原潜保有発言など核の軍事利用に踏み込もうとしています。緊急事態条項はあのナチスから学んで、独裁政治を狙っています。力をこめて言います。高市自民与党は、国民民衆のことなど本気で思ってなんかいない。それは透けて見えています。「時が来た」とは民衆の立場からいうと、高市自民・維新が政治の舞台から追放されるときのことです。戦争絶対反対、9条改憲絶対阻止で大きく声を上げましょう。(長崎・道端民男)